1、こんな悩みはありませんか?
☑︎ 歩くと爪が食い込んで痛い
☑︎ 巻き爪が気になって人前で素足になれない
☑︎ 痛くならない爪の切り方が分からない
☑︎ パンプスやハイヒールが痛くて履けない
☑︎ 巻き爪が原因で好きなスポーツができない
このようなことに悩んでませんか?
また、
今はそんなに痛くないから治療しなくてもいいやと放置している人も多いんじゃないでしょうか?
自分の爪に関して、少し見つめ直してみてくださいね。
2、巻き爪の重症度
巻き爪の重症度は爪の巻きの角度を測定して判定し、
10~30度の角度では巻き爪の発生率は低く快適な毎日を過ごせるとされています。
2−1軽度(40~50度)
軽度の巻き爪では痛みを感じないことが多いですが、
油断すると中度の巻き爪に進行します。
治療している方も、
痛くなくなったからと言ってこの角度で終了していると再発の確率が高くなります。
2−2中度(60~70度)
中度の巻き爪の場合は痛みを伴う場合とそうでない場合があり、
痛みを伴わない場合は自分が巻き爪であることに気づかないことが多いです。
一旦中度になると、個人差はありますが徐々に重度の巻き爪へと進行していきます。
この角度になると爪の端が内側に向いてくるので、
地面からの反力が巻き爪を助長してくることがあるからです。
2−3重度(80度以上)
日常生活において、ほとんどの場合に強い痛みを感じます。
爪を切ることも困難となり、
深爪をしたり爪の端が切れ残りトゲを作ってしまうなどで爪の周囲が膿んでくる方もいます。
あなたの爪はこの中のどれに当てはまりましたか?
これらの重症度によって、それに対するケアも変わってきます。
たとえ軽度でも、
足の使い方によっては重症化して悩まされることもあるかもしれません。
そうなる前に、重症化する原因についても当てはまるかどうかチェックしてくださいね。
3、原因
3−1靴
ハイヒールやパンプスなど踵の高い靴、サイズの小さすぎる靴は、
指先や爪先が圧迫され巻き爪が起こりやすくなります。
また、サッカーやジョギングなどのスポーツで、
爪が圧迫されて起こることもあります。
3−2深爪(切り方)
巻き爪の方は、伸びてくると食い込んで痛くなってくるため、
つい深爪になりすぎてしまうことがあります。
深爪することで爪周りの肉が盛り上がってしまい、
爪の成長を妨げたり伸びてきた爪が余計食い込んでしまうという
悪循環を起こしてしまうことがあります。
3−3爪自体の性質(運動不足)
爪自体は元々巻きやすい性質があると言われています。
普段あまり歩かない人は床からの爪の押し上げがないため、
巻き爪が起こりやすくなってしまいます。
3−4加齢
加齢によって爪が乾燥し、爪が巻きやすくなります。
ご自身にあてはまる点はありましたか?
あてはまるから心配というアナタ、大丈夫ですよ! 対策はちゃんとあります!
巻き爪の痛みを悪化させないためには日頃から行うセルフケアが大切です。
4、当院オススメのセルフケア
4−1爪切りの注意点
巻き爪の予防には、爪の切り方がとても重要!
今回はスクエアカットという方法について紹介します。
スクエアカットとは、爪の両端を四角に整えた切り方で、
爪の先端は白い部分を1~2mm残し水平に切ります。
また、四角く整えた角は靴下などに引っかからない程度に丸くします。
4−2コットンパッキング、テーピング
巻き爪が痛む時などに行える応急処置で、
軽度の巻き爪で、痛いけど病院に行くほどでもない方に有効です。
コットンパッキングとは、
米粒大に小さく丸めたコットンやティッシュを爪両端に挟んで食い込みを軽減する方法です。
患部が化膿していたり、
挟む余地のない場合は無理に押し込まないように注意してくださいね。
テーピングは巻いている爪の端のギリギリの皮膚からスタートして、
指の腹側へぐるっと巻いて食い込みを軽減します。
どちらも安価でお手軽にできるケアですが、
衛生面には気をつけてください。
4−3市販の巻き爪補正具
市販の巻き爪補正具に巻き爪ブロックや巻き爪ロボがあります。
巻き爪ブロックは爪の両側にフックを引っ掛けて持ち上げてやる補正器具で、
深爪気味の人や激しく動く人には取れやすいなどの注意が必要ですが、
軽度の巻き爪に対しては効果的です。
巻き爪ロボも同じく両側にフックを引っ掛けて持ち上げる器具で、
補正効果は優秀ですが一日中の補正ではありません。
ブロックと同様、深爪の方や重度の巻き爪の補正には注意が必要です。
爪は巻いているけどそれほど痛くない人や、ちょっと気になる程度の方には、
このようなセルフケアや応急処置は行う価値あり!
しかし重度になるにつれて、それでは追いつかなくなってきます。
しっかり治療していこうという方へ、次は専門的な治療についての紹介です。
5、治療
5−1病院(手術療法)
巻き爪専門の手術でよく行われているのはフェノール法という手術で、
特殊な薬剤を使って爪を作っている部分を破壊することで、
巻いてくる爪を生えさせないようにします。
病院での手術なので麻酔やメスを使用しますが、
爪周囲が化膿している場合に有効です。
5−2ペディグラス(補正施術)
化膿していなかったり皮膚に傷がない場合に効果的な補正施術で、
合成樹脂で巻いている爪を持ち上げて接着剤で固定します。
基本的に痛みもそれほどなく見た目もきれいにまとまりますが、
月に一回ほどの通院、補正完了まで時間がかかります。
6、まとめ
巻き爪は放置するほどに悪化しやすく、
歩くこともままならないほどの苦痛を伴うこともあります。
こうなると仕事や趣味など日常生活にも支障をきたすことも少なくありません!
たとえ今は症状がなくても自分の爪を見たときに、
巻いているかも!と思った方は早めに対策を行うことをオススメします。
特にはじめは、爪切りから気をつけてみてくださいね!
それでも対策が追いつかないときは、
ぜひ一度、スマイルフットケア巻き爪専門院に状況を聞かせてくださいね!