爪の病気の中でも、もっとも発症率が高い巻き爪。
日本人の10人に1人が発症するといわれています。
初期段階では痛みもないため見過ごされることが多いですが、
進行すると激痛で歩くことさえ困難となる場合もありますので要注意です。
また、歩き方や姿勢が変ってしまうため、
肩・腰・膝などにも悪影響を及ぼします。
今回は、この巻き爪の症状についてご紹介しましょう。
『巻き爪の症状は3段階』
巻き爪は、足指の爪がきつく内側に食い込んだ状態をいいます。
負担のかかりやすい、親指の爪に症状が出ることが多いです。
巻き爪の症状には様々あり、
その進行具合も段階を追うごとに悪くなっていきます。
まず、初期の「炎症期」では、爪の周囲に痛みや腫れが出てきます。
歩行時や運動など、足に力が加わる際に痛みを感じるようになり、
患部に熱を持つ場合もあります。
次の「化膿期」では、
爪の湾曲によって傷ついた皮膚から細菌が入り込み、化膿していきます。
腫れもひどく、触っただけで強く痛み、膿もたまります。
骨まで細菌が侵入すると、
骨の感染症である骨髄炎になる可能性も出てきます。
最後は「肉芽期」と呼ばれ、
炎症部分には肉芽種という赤い肉の塊ができてしまい、出血しやすい状態となります。
歩くのが難しく、巻き爪による合併症も懸念されるでしょう。
『まとめ』
巻き爪を放置すると、
恐ろしい状況になることがわかっていただけたでしょうか。
巻き爪の症状は、軽いうちはセルフケアや簡単な治療で治せますが、
重症化するほど治療が難しく、治りにくくなってしまいます。
「巻き爪についてわからない」
「巻き爪の治療法は?」
などの疑問や、「足先に違和感がある」といった症状を感じたら、
早めにスマイルフットケア巻き爪専門院にご相談ください。
巻き爪では、早期治療がもっとも重要です。