巻き爪は足の親指に現れる足の疾患で、
爪の疾患ではありません。
また親指以外の指に現れることはほとんどなく、
手の爪に出ることも少ないです。
男女比は同じくらいで、
巻き爪に悩む患者数は10人に1人程度と言われています。
初期症状ではさほど気にならないため、
予備軍を含めるともう少し多いのかもしれません。
今回は巻き爪の症状を段階を追って説明していきます。
『巻き爪は3つの段階を踏む』
巻き爪の症状の第一段階として、
足の親指の爪、特に外側が巻き込んできて皮膚に食い込む症状が挙げられます。
巻き爪は歩くときの痛みで気付く場合が多く、
よく見ると炎症を起こしています。
この初期症状から自然に治まる人もいて、悪化するとは限りません。
第二段階は、指先が腫れる浮腫の状態です。
腫れるとますます爪から圧力がかかり炎症がひどくなります。
そのまま進行すると、
親指の皮膚の腫れが肉芽腫という組織に変化します。
進行は止まりにくいため、
医療機関での治療は部分切除になります。
そして第三段階は指先の化膿です。
皮膚の下に膿が溜まり、ひどい痛みを伴うことがあります。
足指に力をかけることはもちろんできない状態で、
人によっては踵で歩く状態になります。
『まとめ』
巻き爪は足の親指という見えにくい部分で、
他人から見ると大した疾患には見えないのですが、
本人からすると痛みが強くて大変ですよね。
巻き爪が悪化する前に何とか対処したいところです。
スマイルフットケア巻き爪専門院では、
多くの巻き爪の症状を見てきました。
患者さんの辛さに寄り添って対応させていただきますので、
お気軽にご相談ください。